社会人の筋トレ

 

私は出発する時間より余裕を持って起きて、いわゆる朝習慣をして、身なりを整えて会社に向かうということができない人間だった。

以前は毎朝起きてもベッドから起き上がることも出来ず、ギリギリの時間まで横になって、バタバタと着替えて、

朝ご飯は適当にその辺のスーパーやお店で買って、職場についてから食べて、髪の毛を整えたりするような。

 

コロナで休業要請中はなるべく不規則な生活にならないように心がけた。

なるべく同じ時間に起きて、ヨガを一時間、オンライン英会話やったりカットの動画みたり数日に一回はスーパーや散歩に出かけたり。

寝る前は眠くなるようのハーブティを飲んで、ベッドの上でヨガをして寝るの繰り返し。

その間も食卓が作業スペースなのでスーパーで買ったお花を飾ったり、洋服や物を整理してついでに衣替えをして、行けなかったロンドンの航空券や学校の返金作業(されなかったのでバウチャーにしてもらった)したり。

 

営業が再開されて一週目はバタバタして、心身ともに疲れ切ってしまい休業要請中に行えてたことがまるっきり出来なくなった。

こりゃ、あかんなと思いノートに一日の計画表を作った

 

8時00分目覚ましアラームが鳴る、ベッドの上でヨガ

8時30分冷凍パンをオーブンで焼きながら、コーヒーとバナナを食べる

9時00分オンライン英会話(25分)

9時30分お昼ごはんを作る

10時00分身支度、キッチン周りの掃除

10時30分出発

 

お昼ご飯を30分で作れるようになったのは休業中に三食自炊を行ってたお陰だと思う

社会人として生きるためには社会人の筋トレが必要で。

起きたい時に起きて、寝たい時に寝るのはとっても楽だけど、心身共に一定のコンディションを作るための筋トレ。

社会人としての自覚が足りん!って簡単に人は言うけど、そんなの知らないし、社会人として生きる方法を覚えることもなく
慌てて6年目になって、やっとちょっとずつ出来るようになってきた

ドイツは気温の変化が大きく、35度になった三日後には18度になったりする。
35度の時はエアコンがない国なので、水分補給と着るものを気をつけないと身体が慣れてない分簡単に熱中症になるし
18度になって調子に乗って薄着で出かけてしまうと、肌寒さを感じて簡単に体調を崩してしまう。
ヨーロッパに来た一年目はとにかく調整できるほどの洋服もなく適切な洋服を選ぶ能力もなかったな、と思う。

私はやっぱり良いことも悪いことも経験を経て理解をして大人になるタイプなので健康に関することにも沢山失敗して良かった。

社会人の筋トレはゆっくりちょっとずつ続けていきたい。