スタートダッシュな月。
気づいたら10月が終わってた。
相対性理論では楽しいと時間が進むのは早いと言えど。
10月1日からNeukollenという町に住み始め、
住民登録やワークビザ申請を日本人が書いたブログの情報とににらめっこしながら無事終え
外人局の待ち時間に日本人のアーティストと仲良くなってお茶いったりして
日系のサロンに仕事が週3で決まり、午前中に語学学校に行ってから出勤にさせてもらうことに。
ドイツ語の語学学校も家の近くにオシャレでイタリア式のコーヒーをだしてくれる(重要)比較的安い語学学校を見つけれた。
仕事が決まったサロンは
先輩方はお客様とドイツ語か英語で会話をしているから勿論電話対応も予約もドイツ語なおかげでわりと早くドイツ語を習得しないと仕事クビになりそうだから
語学学校の授業は人生で一番集中して聞いてるし(集中しないともっとよくわかんない)人生で一番復習をしていると思う。学生のころもう少しガンバレよなー。
四日に日本から友人の本間さんがBerlinにつく。
彼は画家なのでワーホリで入り、アーティストビザに切り替えて3年くらい住む予定で来てて
仕事が始まる前はほぼ毎日。始まってからも週三くらいは遊んでもらってる。
彼は島の美よう室を引き継いだ神保さんの後輩で神保さんのサロンと同じ建物にアトリエを出していて
紹介をしてもらったことがきっかけでもある。
Mixbというドイツに在住の日本人の掲示板で友人探している日本人の人と連絡をとってみたら
ヘアメイクを日本でしていた方で私が大好きなメイクアップアーティストのお弟子さんだった。
いろんなピースが重なって今ここに生活している
失恋直後のバレンタインに裏原の美容室に行き始めたこと、環境によって夢を諦めて泣いたことも、
美容室を辞めた直後の夏に一ヶ月北海道のホテルで働いたこと、お金を稼ぐために大手町のホテルで働いたこと、Europeの国をいろいろ回ってみたことも、
なにひとつ私にとっては無駄なことはなかった。
きっとこれからの生活や体験に無駄はなくてきっといつかこれからに繋がってくのだと思う。
またこれから会う人もきっといつかの私にとって大事なひとで逆も然り、に私はなりたい。
ギャップイヤー、ということで。
ちょっとアテにしてた好きな美容室に落ちた、笑
結構ショックを受けてる。
案外自分はラッキーで美容室の採用面接に落ちたことはないから
(高校生の時時給がいいから、と無鉄砲に受けた居酒屋は落ちたけど)
なにか、アテにしてると甘えが出てくるんだろうね、その甘えから弱さがでて上手くいかない。
そしてそれは今後の教訓になるんだよ。「ほら!だからいったじゃん!」みたいに天の声で怒られる
アテにしないで全部自分で用心深く手配して、準備を怠らないように動かないといけないのだ。
保険料1年分払っちゃったし、やりたいこともあるし、そろそろ本気で英語で会話できる脳みそつくらないと食いっぱぐれてしまうからね。
いい天気の日は美味しいマキアートをのんびり飲みながら、考えごともしながらね。
これは、きっと人生のギャップイヤー〜第一回〜
天気が良すぎて泣けるわー。がんばろ。
住所不特定、無職
私は今、コインランドリーにくっついてるカフェでこれを書いてる。
10月からの家は決まっているものの、それまで部屋がないので6人部屋のドミトリーのホステルで生活はしていて
洗濯機はあるけど干す場所があまりないので乾燥機(10分0.7€)借りに来ている
マキアートを飲みながら「あー私はいま、住所不特定無職なのかー」と思った。
日本で海外転出届けを出して来ちゃったし、Belrinで住民登録はまだしてないし、
昨日してもらった採用面接の結果はまだ出ていないのだ。
今私がBelrinでなにか事件を起こして、日本に報道されるときは住所不特定無職の日本人女性だ。
私は案外、親にお金をかけてもらったから一緒に育ってきたひとたちは
大体大学を卒業して企業に就職してるし、実家に暮らしている。
だから住所不特定無職なんて無縁なんだろうしだから私も少し抵抗があったけど
昨日採用面接で「週3でもいい?」って聞かれたときはフルタイムを希望したけど
週3、美容室で働かせてもらってあとの週4は適当に他のバイトしたり、勉強にあてればいっかーっていまはなっている。
生きれればそれでいいと思えるようになっている。
10月初めにBelrinに来る友人とBelrinについたら何をする?
という会話に「散歩かなあ」っていう答えが出た街。
消費社会で育って来たから、消費されないよう踏ん張ってた足を休ませれる街。
お金は節約しながら自分の勉強したいことや、やってみたいことを向きあっていこうと思うよ。
ひとつは、成人式の時に自分で作ったヘアドレスみたいなのを綺麗に作れるようになりたいなー
とりあえずは捕まらないよう、気をつけるね。
Edinburgh Fringe Festival 2018 に行ってみて。
Londonに一ヶ月滞在してる合間にEdinburghへ3泊4日してフリンジ フェスティバルを見に行ったので
英語力に自信がなくても!お金を沢山使わなくても!楽しめる情報を乗せていこうと思います。
書こうと思った切っ掛けはネットでの日本語での記事が少なくて私がめちゃくちゃ苦労したからです。
もし、検索エンジンに引っかかって読んでくれてそんなに難しく無いんだなー行ってみようかなー
と思ってくれたらすごい嬉しいです!
Edinburghへの行き方は飛行機かNational Railという列車のどちらか
飛行機の場合
メリットとして値段が安い(Londonからは大体4000円くらいで行ける)搭乗時間が短い
デメリットとしては中央から空港まで遠いので荷物検査などの時間がかかる。
私の場合easy jetを使用しましたが三時間遅延をしたので搭乗時間以外がとても長かった!
中央までの行き方は
https://www.howtravel.com/europe/uk/edinburgh/edi-access/edinburgh-airport/様にも書いてありますが
三通りあるので値段や時間で決めていくといいと思います。
私的に空港を出てすぐの場所に、エアリンクのチケットデスクがありとてもわかりやすく
私が2階建バスが好きということもあり、2階から中央までの景色を見るととても楽しいです。
エアリンク100がおススメです。大人片道4.5£、往復7£です。
National Railの場合(Londonやイギリスからいく場合)
メリットとしては景色を楽しめる。中央から中央まで連れてってくれる。電車なので荷物検査などない。
デメリットとしては時間がかかる。(Londonの中央まで大抵、4時間〜5時間)
価格が高い(ギリギリにとろうとすると安くても70£〜140£)
けど、やっぱり車窓からの眺めをぼんやり見ながらいく5時間は贅沢で私は好きです。
National Railは日本でいうと新幹線みたいな役割の列車ですが、
清潔感もあり大人数でも2人がけ席と2人がけ席が対面になっていてその間に大きい机があって
家族や友人たちがご飯を持ち寄って食べながらお話ししながら移動してるので楽しそうです。
私は片道はNational Rail 片道は飛行機にしましたけど違いを楽しめてよかったのでおススメです。
さて、本題のEdinburgh Fringe Festival
(⚠️ Edinbugh Festivalではなく、Fringeですのでお気をつけて)
歴史はこちらからhttps://ja.m.wikipedia.org/wiki/エディンバラ・フェスティバル・フリンジ
まず用意すべきは宿、スマホ、防寒着
ただ、それだけです。
年中なにかしらfestivalが開催されてるEdinburghといえど
Edinburgh fringe Festivalが開催されてる期間が一番混むピークだそうです(Edinburgh在住友人談)
滞在期間や予算に合わせて、そしてできる限り開催場所から離れない宿を見つけるのが大事
坂や階段が多いのでスーツケースを持ち歩かずに行動した方がいいとおもいます!
スマホが何故必要かというとダウンロードすべきアプリがあるからです!
街にはFringeのカタログが配ってあり、無料です。
カテゴリー別に書いてあるし、写真が多くとても見やすい。
だが、だがしかし!分厚いし重い!とっても持ち運びしにくい。
そんなとき、こちら
でも大丈夫、このアプリがあれば、もう大丈夫。
みたい!と思える公演の検索、チケットの予約・決済、公演場所の地図表示まで。
勿論チケットセンターで直接買うことも可能ですが、なにせ英語に自信がない私は全部アプリで済まし
チケット交換の時魔法の言葉『Pleace,this one』で済ませれます。
そしてなにより持ち運びがいいです!だってスマートフォンだもん!
そして防寒着
開催時期が八月だからといって舐めてはいけません。なにせScottlandです。
ヨーロッパも今年は異常気象でわりと暑い日が続きました、が
関係ないのか温度は見ての通りそして時折降る雨がさらに空気を冷たくします。
傘は忘れてもいいですけど、夏服!というより日本の秋〜冬にかけての洋服をもってくのが無難です。
まあ、開催場所は栄えてる場所なのでなにかしら買えます。H&Mもあります。(日本より少し高い)
これら3点を用意して「別に見に行きたい公演なんてないよ〜」ってなったら
とりあえずGoogle Map先生に「Royal Mile」と検索してその場所へいきます。
そうすると、
この道路には大道芸やストリートミュージシャンが芸を披露していたり、
公演前の演者さんやサポーターさんが工夫しながらチラシを配っています。
とりあえず、ここに来てフェスティバルの雰囲気を味わうと「来たな〜」ってなります
公演以外の時間の演者さんは自分でポスターを貼ったりするので日本だとダメだろうな、笑
っておもう柱をたくさんみかけることがあります。
このハートの石畳も実はRoyel Mileにあるので探してみるといいですよ。
道で渡されたチラシやアプリやカタログを見ながら、公演を探します。
時間が丁度いいのでもいいし、値段が半額になっているのでもいいし、カテゴリーとしては
私としては英語があまりわからなくても楽しめる
Circus系やMusic系そしてBurlesque系(脱衣を美しく魅せるパフォーマンス)で探しました。
あと毎年誰かしら日本人が公演しにきてるのでそれを見に行くのも◎
私はTap doさんが今年も公演されていたので見に行って来ました。
予想の何倍以上も面白くて、また来年も見に行きたいほど楽しいショーでした。
海外で頑張る日本人みると励まされますよね、無性に。笑
そして、自分の見たい公演がきまったらこういうページへ行き
日にちと時間を選択して、あとは
カード決済!!!!!!!!実にシンプル!実に画期的!
支払いが終わるとメールの通知が来ますし、アプリの画面にも交換Noがお知らせしてくれます。
席は大多数が自由席なので、できたら早めに向かった方が吉◎
公演会場までの道を現在の位置から教えてくれる機能もあるから大体の位置も把握し
現在位置から遠い場合はバスを使った方がいいと思います。
一回使用に1.7£ですが、1日券で4£。1日券をばんばん使いましょう。
(Edinbughのバスは両替どころかお釣りもくれないので1日券提示するのが本当楽!)
バスに乗るにあたってこちらのアプリもダウンロードするといいでしょう。
現在地から目的地までの乗るべきバスを教えてくれます。
私は現金持ち歩かない主義なの!ってかたはこちら
10£以上がカード決済可能です。
会場の前に会場の数字が大きく貼ってあるので安心です。
入り口に入りキョロキョロしてると、BOX OFFICEが見つかるので
ここでオンライン決済したチケットと紙のチケットと交換してもらえます。
スタッフのひとに画面を見せながら魔法の言葉「Pleace,this one」
それだけで他に聞かれることも話すことなくチケットをもらえます。
そしたら「Q」やら「que」やら書いてあるところを探し並びます。
私はちょうど前日に列がqueってことを知れたので並べました。笑
チケットもぎってもらって会場へ。
私がみたのはCirque Bereserk。13£(2000円)でしたが
日本でみたら1万円以上かかるんじゃないかな、と思う舞台装置や演出に圧倒されました。
それでもEdinbugh 在住の友人は13£?高いわね、って言ってました。。。。羨ましい!!
こんなに仕組みもしっかりしていて長期でお金もかかっている演劇フェスティバルは
日本ではまだ残念なことに味わえませんから、是非行ってみてくださいね〜!
目に見えないことがやっぱり難しいよね、
昨年からずっと考えてる題材、「豊かさ」とは
私は消費社会である東京で生まれ東京で育って
遊ぶにしても学ぶにしても何かを知るにしてもお金がかかっていた。
だからお金が大事で良い大学を出ていい企業に勤めていい人に出会うことが優先、という
空気で生きてきたし、それを否定する気もさらさらないし
私がぼんやりと、生まれ育った場所を離れてプー太郎しながらブログを書いているこの時にも
同じ高校に通った同級生は港区で美味しいご飯を食べてキラキラと女子を満喫している。
今日Londonから友人とEuro Railに乗ってParisに向かった。
Parisの3泊朝食付きで一人一万円のお財布に優しいホテルについて、休んだり準備をしたあと
友人の友人である素敵な夫婦と待ち合わせをした。
旦那さんはフランス人、奥さんは韓国人。
英語と日本語とフランス語と韓国語が飛び交いながら美味しいcrêpeと林檎酒を頂く。
食べ終わって散歩がてらノンマルトル大聖堂。
ここまでくるとParisに来たな、と思う。
Londonと違うのは、照明の使い方がとっても上手なところと食べ物が美味しそうにお店に並んでるところ。
セーヌ川の橋で、ヴァイオリンを弾いてるひとと(写真撮り忘れた)
望遠鏡をもってきて惑星の楽しさを共有したいお兄さんと
マッサージ10分チップ制でやっているお姉さんがたがいた
マッサージをお願いして、お姉さんにこねくり回されている時に風がとっても心地よくて
ぼんやりと各それぞれが自分の生活を豊かにする為に生きている。という当たり前のことに感動した
お金持ちになったり、企業を立ち上げたり、有名人になるだけが成功ではない。
少しずつ、自分の気持ちが豊かになることをほんの小さいことから叶えていきたいね。
衆人愛敬とは、
5年前に放映されてた「オデッサの階段」から
語学学校の三週間コースが先日終わった
夏休みということもあり世界各国から英語を勉強しにきてる生徒と一緒に勉強した
イタリア、フランス、スペイン、サウジアラビア、ロシア、エジプト、ジョージア、、、
年齢も16歳からなかなかの年配の方まで。きっかけや背景も様々、
遅刻も途中退席もあり早退もあり、食べながら飲みながらするひともいれば、
携帯をずっといじってるひともいれば、ずっとおしゃべりをしているひともいる。
私のように5万9千円で日本からエコノミーで27時間かけてきた人間の横には台湾からファーストクラスできた少年が授業をうけていた。
正直いうとこの三週間はあまりにもカルチャーショックで寝込んでしまった日もあった。
私が理想とする「衆人愛敬」といえる人になるためには沢山学ばなければいけない。
物乞いをする人々からお金持ちの家に生まれた人まで、宗教や人種やポリシーだって。
きっとヨーロッパ育ちの人が日本の「他人からの目線」をよっぽど気にしてるのを知らないように
私には知らないことがとても多い。
それでも違う国で育ったひとと拙い英語で会話ができるようになるのは楽しい
もっともっと深く自分の意見を話て聞けるようになりたいね
そしてたくさんの髪型と髪質と髪の歴史をしりたい。
第1段階として、語学学校の最終日に友人のイタリア人と一緒にパブと日本料理レストランへ
行けたことは頑張ったとおもうし褒め称えてあげようと思うよ。
距離を言い訳にして
時差って大きい。
生まれ育って家族や友人がいる場所と時差が8時間ある。
私が夕方5時に公園を呑気に散歩してるとそちらは真夜中になり大抵の人は寝静まり
私がそろそろ寝ようかなと思うとそちらは起き出して活動を始めるのだ。少し寂しい。
それでもこの世の中とても便利で国際電話なんか高い金額をかける必要もなく連絡をとれる。
時差が8時間あって飛行機だと12時間かかるとは思えないくらいに、まるで隣の県にいるかのように。
不思議な感覚でそちらと連絡がきたり、連絡をすることができる。
そんな生活に慣れてきた最近、カットの先生が亡くなった。
そのひともLondonに所縁があるひとで行くことを決めた時に報告しにいった先生だ。
「いいと思うよ」と押してくれたひとだ。
朝起きたら共通の知り合いからLINEで訃報が届いた。
あまりにも実感がわかないものだね。
日本に帰ったときに笑って報告しにいく予定だった。それができないのは実感がわかない。
私は彼のカットの技術の高さを理解したかった。それはもうできないらしい。
涙も実感もわかないのは全部距離と時差を言い訳にして
彼が愛し学んだ場所、Londonに潰されないように今日も気負わず私は生きるよ。